2011年01月16日

American Pie

市立図書館でS・カウンシルのライブ(これは自分でも所持の可能性有り)、S・ヴェガのライブ、ドン・マクリーンのCD(正直、「アメリカン・パイ」だけでよい)を借りた。

アメリカン・パイ」はとても宗教的な引用があり、例によって日本人には難解


ドン・マクリーンの「
American Pie」という曲を初めて知ったのは萩尾望都の同名漫画。

しがないクラブ歌手でグラン・パというあだ名の中年男。
彼がひょんな事で浮浪児の少年(実は少女)と出会う。


14,5歳くらいのショートヘアのやせっぽちの少女とグラン・パとの奇妙な共同生活。

少女は壊れたレコードのように「バイバイ、ミス・アメリカンパイ…」と同じ曲の同じ箇所を繰り返す。


彼女のお気に入りの曲らしい。


グラン・パは少女にギターを教える。


コードを押さえるぎこちない少女の手。


「へへ、難しいね」


ある日、グラン・パが出演するクラブで気まぐれに彼は少女をステージに出す。

タンバリンを片手に即興曲を歌いだす少女。

澄んだ声と彼女の詩の創る情景…確かに彼女の歌う風景が見える。


観客は水を打ったような静けさに。
 次々に歌いだす少女。

「私、もう声が出ない。今日はもう、お終い」


苦しそうな少女は突然歌を辞める。


観客は大騒ぎに。


少女の歌う世界の評判は実の両親の知る所に。

未読の方の為に詳細は省く。


This will be the day that I die

ああ、これは絶望の歌じゃないか…


グラン・パは「アメリカン・パイ」の歌詞の一部に思い当たる。

 
萩尾先生の作品中、「トーマの心臓」「ポーの一族」のような有名作ではない。

しかし、ドン・マクリーンのやるせない声と歌詞と共に思い出される珠玉の小品である。
 

検索してみたらドン・マクリーンのこの曲、英語多分アメリカ人で解説を書いてる人が数件ヒット。

宗教的だし日本人の、私の英語力では手に負えない内容ですからね。

この深い内容の歌詞、やはり同胞としては深読みしたがる方が多いということで…

で、マドンナのカヴァー。
これは歌詞見てもサビ部分だけの抜粋しかも殊更明るくポップに。

カソリック?の彼女としては完全コピーも出来ただろうがやれば騒動になったことは間違いない、それとも完全ヴァージョンもあるのか?

8分以上の大作ですから、原曲は。

マドンナともあろうものが美味しい部分だけのカヴァーというのはちょっと、どうかな…

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ニックネーム suziestefan at 22:30| Comment(4) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする