2011年02月01日

22猫の日?

明日は2月2日、猫の日?って22日か。

まあミニ猫の日ということで。

猫、という題に惹かれる

直木賞作家の木内昇氏の受賞作ではないが、「茗荷谷の猫」という題の短編集があるという。
 

猫を題材にした作品であろうか?
そのうち読んでみたく思う(…猫、というだけでこの食いつきよう)。

「華岡青洲の妻」の猫

時代劇チャンネルでドラマ「華岡青洲の妻」が再放送された。

新珠三千代が姑、嫁が竹下恵子、青洲が江守徹、妹の小陸が田中裕子。


役者たちは皆達者で、紀州(作者である有吉さんの故郷)の言葉の響きも美しい。


原作のイメージでは賢く美しい姑に憧れる「特に美人ではないが芯の強い嫁」には田中裕子のほうがぴったりなのだけど。

製作当時は竹下恵子のほうがスター女優であったのだろう。

そんなセリフ原作には無かったよ、という場面も多々あった。

短い時間で物語の概要を伝えなくてはならない、その脚本の苦労を有吉佐和子自らが手がけておられる。
舞台版もそうなのかな?

ドラマでは小陸の最後の名セリフが無いのが残念。


この作品で重要な役割を果たす小道具に再三スポットがあたる。

それは曼陀羅華の花であり、華岡家にたくさん拾われてくる猫である。

江戸時代に世界初の麻酔薬手術に成功する外科医・華岡青洲。

京都に留学している3年の間に姑・お継に強く望まれて医師とは言え貧しい華岡家に嫁いでくる裕福な家庭の娘・加恵。
青洲(雲平)が帰って来るまでは、お継にまるで実の娘のように可愛がられる加恵。


雲平が帰ってきた日、道すがら子猫を拾ってきたという。
原作には無い設定なので嬉しいやら、悲しいやら…猫たちでは華岡家では麻沸薬(麻酔薬)の実験に使われてしまうのだから。

それはともかく、この場面では加恵がお継や小姑たちに相手にされず、雲平にまともに紹介もされずに疎外感を感じる。
加恵は子猫を抱きしめてお互いの孤独、心細さを慰めあう…これも原作には無かった。

単にドラマとしての色づけだろうが、有吉さんは猫好きだったのかなあ???


その後猫は次々に拾われてきて、飢饉の際も妊娠していた加恵と共に「華岡家で彼らだけが白い米を食べられる」のである。

後に嫁姑が麻沸薬の人体実験を争うように買って出るのだから、まさしく「実験のために」白い米を与えられるという皮肉。

これは「猫と加恵だけが」という描き方は原作にはない。
妊娠した加恵だけが、と加恵が有難いことなのに負担に思うというのが原作である。


麻沸薬が改良を重ね、麻沸と名づけられた猫が「あんじょう宙返りしますのや」というくらい投薬後も元気を回復した。
それまでに多くの猫が死んでいったという…。


この原作を初めて読んだのは相当前のことで、その当時の私は猫に関心が無かった。
今ではつい猫に注目してドラマを見てしまうのだが。


華岡青洲記念館もあるという。


その近辺に麻沸ちゃんの子孫猫はいるのかな?


チョコとスミス11Jan24 (2).JPG


ニックネーム suziestefan at 22:20| Comment(2) | 猫写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする