2010年01月25日

「贋作 猫と庄造と二人のをんな」

野球選手の自主トレ期間も終わり、春のキャンプインに差し掛かる。
ホークス選手の中に約一名、陸上選手みたいな人が(ポンチャン)。
本多くん、今年はゴールデングラブと盗塁王取ってね!
冬季五輪で野球は注目度薄いかな…



ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」,フィギュアスケートにおいては金メダルソング?かもしれない。
長野五輪のクーリック、昨年世界選手権のライザチェク選手が金メダルだった。
ほわーんと、ジャンプとびやすいのかも、明るいし。


美術館とかの1万人入場者キリ番って駐車場見て、なるべく遠い車のナンバーの人らしいです。


三毛と坂10Jan17 (2).JPG

ホテルのお昼バイキング、いかともやしのマヨネーズ炒め?が美味しかった。

以前戸尾町のたけこまビルのなかにあったフレンチのお店でフルーツのグラタンを頂いた。
そのシェフはテンボスが出来る頃、恩人についてテンボスに行くということでした。
他にさよりをベーコンで巻いたものがあり、さよりって足が早い(傷むのが早い)のに凄いナと思いました。

昨日は保護猫犬の活動をしておられる方々を見かけた。
いつも頭が下がります、お疲れ様でした。
何も協力できなくて申し訳ありません。

Feline in Plot10Jan16 (3).JPG

チャトラーズ。森の中のような絵ヅラ

茶トラ長毛の母の子供たち。
この日はあまり愛想がよくない三毛子が遊んでくれた。
近寄れない子は腕を伸ばして、指を鼻先につけるといい。その長さ分は近寄れないので。
そこまでくればしめたもの、次に会う時は仲良くなれる。
これくらいの距離感、あと少しだなーくらいが萌える(…ヘンタイ…)

フィギュアの全米選手権
コーエン選手残念。
しかし若い代表二人は日本選手にも脅威ですね。


以下の小説の前のパートはもう一つのブログに収録しております。
そもそもこのブログのタイトルも、谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のをんな」にちなんだものです。

http://lilylily.a-thera.jp/

「贋作 猫と庄造と二人のをんな」

登場人物

佐藤百合子

佐藤龍彦

澁澤春夫

権田

スージー(シャムネコ)

ガタン。
マンションのドアが開けられる。
外からの風で少し足元が冷えた。

うなーん。あんあん。
ピンクベージュの塊が龍彦の足元に絡まりつく。
うなっうなっ。あんあん。
猫はこげ茶の尻尾を立ててぐるぐるこの家の主人の周りを廻り始めた。

「ただいま…スージー、いい子にしてた?」


妻よりも猫に帰宅の挨拶をする。

芸能人でも最近、夫が猫ばかり可愛がると妻に三行半をつきつけられた男がいた。

確か彼も、帰宅一番、猫に先に挨拶をしていたということだった。

いちいち目くじらをたてていたら、結婚生活などできない。

それよりも今日は龍彦に春夫の話をしなくてはならない。


「あのね、また春夫に会ったのだけど」

「へえ、それはまた?」

どうしてこの男は妻が元夫に会ったという事実に無反応なのだろう?

「この前言っていたよね。スージーを引き取りたいって」
「うん?…マジなのか?」

初めて龍彦の顔が曇った。

だから、どうしてスージーの話で反応するの…?


「新緑賞にノミネートされたんだって。文学賞の。それでね…」

「新緑賞?スゴイじゃん。さすがだね。それで?」

「まとまった収入になりそうだし、生活のめども立ったってことかしら。それでスージーと暮らせるマンション見つけたんだってよ」

「なんだよ、それ?」

気色ばんだ龍彦の顔を見ないようにして、百合子が言った。

「今すぐの話じゃあないけどね、スージーを引き取りたいって言ってる。」

「駄目だよ!」

「どうして?」

「猫は家につくっていうじゃないか。春夫さんのほうが出て行ったから場所は変っていないけど。
人間は1人が入れ替わってるんだ。
そりゃあ春夫さんも可愛がっていただろうけどさ。
俺だって負けないくらいに、いや、それ以上に可愛がってるよ。
それはスージーだって分かってるさ」

目の前にいる男が百合子を春夫から奪って今は龍彦と夫婦に納まっている。

あの時、少なからず龍彦は百合子に対する情熱を見せてきた。
しかし、今、スージーの話をする男とその男は果たして同じ人間だろうか?


「でもね」

語気を強めて百合子が言った。

「あの人は1人だもの。私があなたに取られたのよ、いわば。猫くらいあげたって…」

「猫くらい、じゃないよ!1年の間にあっち行ったりこっち来たり。可哀想じゃないか。」

「可哀想?」

ふふん、と鼻を鳴らして百合子が返す。

「可哀想なのは春夫だわ。1人で暮らしているのよ。」

百合子は「私があなたに取られた」という表現に特に反応しなかった龍彦に苛立った。

いや、待てよ。これ以上言うとこの人は言うかもしれない。

スージーが可哀想なのではない、自分がスージーと離れたくないのだ、と…。


ふぅーん、ふぅーん。

猫が2人の間を交互に見上げていた。

「よしよし…いい子だな、スージーは。分かるんだな、自分のこと言われてるって。」

分かるわけないわ…、と言おうとして百合子は言葉を飲み込んだ。


「そうだ。いいことがある。」

突然目を輝かして龍彦が言った。

「何よ、いいことって…」

「俺さ、春夫さんのマンション見に行こうかな。本当に猫を飼える物件なのか確かめにさ」

「ええ?何でまた」

「ほら、飼えるからって嘘ついて内緒で飼ってる人とかいるじゃないか。可哀想だもんな、声とか聞こえないようにしてさ。」


ニックネーム suziestefan at 16:02| Comment(3) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うきはィチゴ農園
Posted by タカコ at 2010年01月25日 18:09
わかたか様、965*Cafeのくろねこです♪
コメントありがとうございました!
とっても素敵なブログですね♪
可愛い猫ちゃんも沢山居て猫好きにはたまりません!
これからも遊びに来ますので、どうぞ宜しくお願い致します♪

(フルーツグラタン、私も食べたいです!)
Posted by くろねこ at 2010年01月25日 19:26
965*Cafeのくろねこ様、
コメント及びご訪問有難うございました。

洋楽のおかげで英語覚えました系のおねいさんたちの乗り&山田エイミー姐さんのような語り口
が共感しまくりです!

こちらこそ、どうぞ宜しくお願い致します♪


Posted by わかたか at 2010年01月26日 16:08